送水口の新入り展示

昨日23日は今年最初の送水口博物館オープン日でした。



開館時間より少し早めに伺うと、屋上でなにやら作業を始める村上館長。


こ、これは、まさか……


まさか…!


スタンド送水口用の展示台!! うおー!(興奮)



なんでも株式会社山田製作所様から
博物館の開館祝いで一式譲り受けたのだそうです。すごい!


眠りから覚めたドラキュラを思わせる格好で次々と姿を見せる新品くん達。
ふだんもこんな感じで梱包されるらしいです。
1体ずつ紹介して行きます。


傷をつけないように巻いた足下のチラシがやさしい、スプリンクラー設備送水口。
チラシは作業服と学習塾のがあった。



背が低い送水口。開けたとたん「ちっちゃいー!かわいいー!」と黄色い声が飛び交いました。
高さがないので動かないように新聞を詰めてある…。

ちびすけを覗き込む複数のあやしい人影。



段ボールのクッションをくわえさせるというやさしさがここにも…。
ちなみに上段の接続口は左右に回転できるようになっています。よく見ると切れ込みがあるよ。



採水口もいた!
映り込みがやたら足長になって、このイラストを思い出した。脚のみだけど。


通常設置されることはない「双口の採水口」。
おそらく消防署の訓練用だろうということでした。




じゃん。送水口大集合!

このバラエティに富んだ組み合わせ、光る個性、良い意味での統一感のなさがワクワク感を高めます。
Ayaさん命名六地蔵的送水口」。
これからは屋外展示として設置されるため、雷雨も強風も豪雪も猛暑もPM2.5にも耐えなくてはなりません。
がんばれ!


さらにお清めのお供え。(このあとスタッフがおいしくいただきました)


もちろんお触りOKです。
フタを開けてもぴっかぴか! これは一番左のネジ式さんです。

採水口のフタの中も初めてじっくり観察できたのですが、舞い上がりすぎて写真を撮り忘れていました。



室内にも新入り送水口がいました。
ソーハク初の壁埋設単口送水口も!
まだ整理されておらず、箱に入りっぱなしというバックヤード感にぐっときますね。
自由に持ったりしても大丈夫だけど手が黒くなります。


でも持った。
型を取ってこういう板チョコ作りたいな。