地味めな冬スタイルには情熱的な“アクセント色”をチョイスっ☆


今日は送水口のお洒落ごころ、赤い蓋について書いていきます。


真っ赤なワンポイント、かっこいいですよね。
大方の送水口は、本体と同じような金属の色で無難にまとめるところを、あえての赤い蓋です。
これなら雑多な街の中でもかなり目立ちますし、たぶんモテます。
それでは見ていきましょう。



  • 敬慕

赤いですねー。
プレートに負けないくらい、真っ赤です。
思わず枯れ葉も集まってきてしまっています。
これが人望ならぬ「送水口望」というものです。





  • 額縁入り

ちょっと色があせてしまっている気がしないでもないですが、赤いです。
よく見ると、向かって左側のチェーンは蓋の中心からはずれてしまって、ツノみたいな取っ手に引っ掛けてあります。
わざとハズして、ゆるめのファッションにチャレンジしているのかもしれません。





  • 捜索願

で、蓋を片方なくしてしまうと、こうなります。
残っている蓋もきっちりはまってないような…。





  • お洒落上級者

これも片方だけ赤い蓋、しかも歯車の形です。
どちらかの片割れをなくしてしまってから、新しく付け直したのでしょうか。
いや、アシンメトリーを楽しむお洒落かもしれません。
原宿の竹下通りでも歩いていますよね、左右の靴をわざと色違いにしている人。





  • 派手だけど地味

金ぴかの本体と赤い蓋の、ゴージャスな送水口です。
しかし地面の近くに設置されてしまったために、いまひとつパッとしません。
きちんと床や壁のタイルの中央に揃えてあるところは、几帳面で好感が持てます。




  • マッチョ

蓋に留まらず、パイプまで真っ赤に染まった送水口。
すごく強そうに思えるのは、プロテクターを身に付けているからでしょうか。
わざわざ重くなった体をつっかい棒で支えています。
うっかりタバコを捨てようものなら、背後から強烈なタックルをかまされ締め上げられそうです。





送水口の蓋は赤だけじゃなく、黄色や青や緑のバージョンもあります。
また浅草には、数色の蓋がずらりとカラフルに並んだ壁埋設型送水口もあるとか…。
来年はぜひとも会いに行きたいものです。
でも蓋は絶対に盗んじゃダメですよ。*1





  • おまけ

落とし物の毛糸の帽子が引っ掛けられています。
上に乗っているのは、どうやらからっぽになった『スピードブレスケア』のようです。
送水口の頭に帽子が被せてあったら、もっと可愛かったのになぁ。
昨日見つけた、冬らしい一コマでした。


参考:善意のはやにえ