空から送水口を見てみよう

スタンド型送水口の一番可愛らしいところ、それは「頭」だと私は思っています。
まーんまるで、つるっつる。
思わず手を伸ばして、優しく撫でてあげたくなります。
よーしよし、よーしっし、わしゃわしゃわしゃわしゃ。


はい。
前回のおまけでは、下から見上げた送水口を掲載しましたが、今回はこちらが見下ろす視点に立ってみましょう。
送水口の頭の形は、並べてみるとそれぞれ個性があることが分かります。



  • 人肌1

球体を内包した大振りの頭と、なめらかに繋がった口、ごつい蓋。
ゆるりと柔らかな曲線は、指でなぞってみたくなるほどセクシーです。
てっぺんの輪っかのしるしも、丸みを強調していてすばらしいではないですか。*1




  • 人肌2

こちらは輪郭がよりなだらかで、まぁるい頭の送水口。
ここまでまるっこくなると、色っぽさよりも赤ちゃんのほっぺたの質感を連想します。
つっついたときに弾力があったら悩殺ものですが、それは夢の見すぎです。




  • やんちゃぼうず

変わって、小さい頭から直線的に口を伸ばしたタイプのこちら。
はみ出さんばかりの勢いを感じますね。
きっと元気いっぱいの利かん坊で、本当は送水口なんてやらないで外に遊びに行きたいんじゃないかと、いらん心配をしてしまいます。




  • 2

頭と口の境界がはっきりと分かれているものの、全体的にころんとした形の送水口です。
光沢のある銀色ですが、H2Oの分子を描いたイラストって、なんかこんな感じですよね。
大きめの丸が1コと、小さめの丸が2コくっついてるの。
化学の教科書にもデビューできるよ、きみ。




  • 機械

盛り上がった頭と、メカっぽい蓋。
歯車をぐるぐる回して煙を上げていそうな、すれた風貌をしています。
かっこいいですね、率直に。
頑丈で、力強くて、頼りがいがある気がしてきます。





このように、たまには違った視点から送水口を見るのも、なかなかにオツなものではないですか?
正面を撮ったらそれで満足してしまいがちですが、時間が許すときにはぜひ、いろいろな角度からアタックしてみて下さい。
場所が許せば、真横から撮ったり、背面に注目してみるのも面白いですよ。





  • 不良(ワル)

こちらが見下しているにも関わらず、ガンつけられているような気持ちに追い込まれます。。。

*1:断じて「白鶴 まる」ではありません。