背伸びをしたら見えるもの
昨夜、学生時代から好きなキンモクセイ*1というバンドの曲を久しぶりに聴いて、一人センチメンタルな気分に陥っていた私です。
しかしここは送水口ブログなので、私の思い出を語っても仕方がありません。
というわけで!
先に引用した歌詞にならって、今回は地面より高いところに乗っているスタンド型送水口を紹介したいと思います。
- 警備
乗ってますね、ちょっとだけ高いところに。
まっすぐに前を見据えて、万が一火災が発生してもすぐに役立てるようにスタンバイしています。
左に見える、背の低い外蛇口との対比がまた素敵です。
- えっへん
こちらはボディの金色と相まって、すごくすごく偉そうです。
鼻息荒く、胸を張って、大きく咳払いとかしていそう。
でも乗っかっているところは意外とボロボロです。
- 不良(ワル)見習い
こちらは不良(ワル)の世界に憧れていそうな送水口です。
足場がプレートに合わせて円形になっているのがいいですね。
このままにょきにょきと、上に伸びていきそうです。
- 格差1
片方だけ、高いところに乗っています。
送水口の世界にも、格差というものが存在するのでしょうか。
しかしよく観察してみると、右のもっと高いところに空き缶がいます。
さらに後ろでは、照明が2つの送水口をじっと見ているようです。
- 格差2
今度は採水口と送水口の格差です。
風車の翼のようにふたの持ち手を広げる採水口と、黄色いテープを巻いてじっとしている送水口。
しかしいざとなったら、二者は協力して消火活動にあたるのです。
「きっと中が悪いに違いない」などと、勝手に邪推してはいけません。
- おしゃれ台
かなり低い台に乗っていますが、よく見てください。
その足下が素敵なんです。
床や壁のタイルとおそろいの足場で、とても可愛らしい!
細かいところにも気配りがなされている送水口を見つけた時は、嬉しさ倍増ですね。
台に乗っている送水口はどうでしたか。
ちょっとでも目立たせるためなのか、パイプの都合なのか、それともデザインなのか、理由はよく分かりませんが、いいですよね。
低い台は背伸びをしているみたいで愛おしくなります。
高めの台は美術館の展示品みたいで、見ているこちらも特別な気分になります。
- おまけ
表に出るのが恥ずかしくて、こそこそ、もじもじ。
照れ屋さんな送水口です。